カテゴリー ‘ えせれびゅ

バッカーノ! 1934獄中編 Alice in Jails 成田良悟

バッカーノ!1934獄中編―Alice In Jails 作:成田良悟 イラスト:エナミカツミ (電撃文庫)

バッカーノ!1934 獄中編 ISBN : 4-8402-3585-6 発行年月 : 2006.10

そうかそうかそうきたか。よもや予告にまでトラップが仕掛けてあるとはね。うん、なんか足りないなとは思ってたんだ。気づいてはいたんだよぅ! (負け惜しみ)ああ、ごっそり伏せられてるところが気になりますよ。とりあえずいつなんだ。娑婆編で明らかになるの? (ラッドのアレが明らかになるみたいだから大丈夫じゃないの?)

名前だけは知られていたけど新キャラヴィクターが実にバカでよろしい。仮にも副部長がこれでいいのか。だからいいのか。誰だ雇ったやつ。(笑)
そしてロニーさんが「インパクトを大事にしよう」って言ってたのが笑える。確かにインパクトはなかったよ……キメ台詞がキマってはいたんだけどね。
名前だけ相関図に出てきていたルネさんも、マッドサイエンティストでよろしい。

予定外なのにしっかり核心に迫ってるアイザックはもとより健気なミリアにホロリとくるね。いやでも、最後の身を突っ込んでいく様はすばらしかった。お前らどんだけ事件遭遇率高いんだよと。

起こっていることは派手なのに、どうにも人物周りの出来事は地味ですなぁ。ネタフリ部分ですから仕方ありませんか。ミリオネア・ロウ組とかロニーさんとかアルカトラズ組とかフェリックスさんとかいろいろ気になりますよ。錬金術の表記が違ってるのもなんか分けありですか? てか手書き入力でも出ないんですけどこの字。
でも1933上よりは消化できました。わくわくしますよ! しっかしシカゴ期待です。なんだよ、ネブラの本拠地だったのかよ。ベル街はないですかそうですか(あるわけないです) バッカーノの世界が楽しめそうです。

他刊の感想
1931鈍行編 1931特急編 1932 2001 1933<上> 1933<下> 1934獄中編 1934娑婆編 1934完結編

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空ノ鐘の響く惑星で12 渡瀬草一郎

空ノ鐘の響く惑星で〈12〉 作:渡瀬草一郎 イラスト:岩崎美奈子 (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星(ほし)で 12 ISBN : 4-8402-3589-9 発行年月 : 2006.10

「えーどーするのーハーレム?」とか「はぁ、やっぱり共闘かよ」とか読む前はいろいろ不満があったのですが、そんなの吹き飛ぶ熱さでした! 厚さなんて気にならんよ! ピンチまくりだよ。いろんな人出てきてもう、エリオットの再登場には拳を突き上げてしまいました。(そこかよ)いやだってね、こう、戦闘人員はなんとなく出てきそうじゃないか。
事実掻っ攫っていかれたんですけどね。

そしてかぼちゃでした。ナニあれ。熱いし、名台詞吐きまくりだし、シメまで攫っていくってどういうこと? (笑) ああもう、手品見たい! そうか、しかしなんでアルセイフにいるんだ? (放浪してんじゃないの?) あのカップルもアツアツでよろしいことね。もう一つのカップル(?)の爺達の思わせぶりな発言が気になるのですが。告白シーンだけ突きつけられたあのカップルはなんなんだ。どこにいるかもわからねぇ。
悪役も飄々としてそうだし。
いやー、3つもイラストつきでラブだとは思わなかったけどね。
なんだかんだで丸く収まった。空ノ鐘の秘密もわかったし、SFの雰囲気も戻ってきていて、おなかいっぱい。ああ、しあわせ。

お亡くなりになられた方にお悔やみを。
生き残った人々に祝福を。
そして大仕事を終えられた渡瀬さんにおつかれさまを。ありがとうございました。

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キノの旅X-the Beautiful World- 時雨沢恵一

キノの旅〈10〉the Beautiful World 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白 (電撃文庫)

キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3580-5 発行年月 : 2006.10

理想の方向

利益は正義を作り、正義は利益を生む ―How Mach is Your Justice?―

あああもう、人物紹介の2Dがみんな超かわいいの! 表紙はジャケットの行方が気になります。帽子も。
そして劇場版はシャナもいぬかみっ! も読んだことないんですがどうしたらいいでしょうか。三本立てってその順番なの? それってトトロと火垂るの墓並に食い合わせ悪くない? ……超心配。

「ペットの国」
全員ペットを飼わなければならない義務のある国。
しかしこれローソンのプリントサービスのやつでしょ? なんで誤植が直ってないのかな。その調子で「時計の話」とかもお願いします! (切実)

「ティーの願い」
なにもしないシズ様よりやること残酷。

「インタビューの国」
マ王に載ってたヤツですね。ホントにマスコミネタ好きだなぁ。それだけ身近で突っ込みどころが多いってことでしょうけど。

「ホラ吹き達の話」
うん、変な国多いよね。事実は小説よりも奇なり。(事実?)
しかし、アレなんだなぁ。一番話しやすいの。

「保護の国」
師匠GJ!

「電柱の国」
ああそうなんだ、理由があったんだ。
ま、変な国多いからもっとインパクトのある国に埋もれてると思うし大丈夫だよ。

「こんなところにある国」
ホントに切羽詰まってるんだね。
いや、そっから読み始めようと思ってもムリだからネタバレしても大丈夫だよ。うん、前回に引き続き内容があってよかった。

「ティーの一日」
なかまなかまー。ふさふさも仲間ー。グレネードも仲間ー。

「歌姫のいる国」
ラ○スかと思ったらミー○だったよ! こりゃやられた! (そこでやられてどうする)
ちょいらぶつき。長かったけど落ち着くところに落ち着いてよかったよかった。

「ある男の旅」
終わるときは、理由もなく終わったりするもんだ。
しかし、それって助かる人より死んじゃったり不調をきたす人のほうが多いよね。根本原因正すより状況を改善する方向に。

他刊の感想
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 記憶の国 旅人の話

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お楽しみはこれからだ! Jazzy Murder

お楽しみはこれからだ!―Jazzy Murder 作:真瀬もと (ハヤカワミステリーワールド)

お楽しみはこれからだ! ISBN : 4-15-208746-3 発行年月 : 2006.7

時は1927年。ハリウッド女優メグ・ライリーに請われイギリスの犬舎からイングリッシュ・コッカー・スパニエルを引き渡しに来たメイドのケイト。彼女の叔父の元警部、写真家のエドワード・シドニーがアメリカに渡り写真家として成功していたのだ。しかし、「ジャズ・シンガー」ワールドプレミアの夜にニューヨークの彼の部屋で女優ミランダ・デフォーが謎の死を遂げた。事故として処理されたが、ハリウッドに移動したケイトが今度はメグ・ライリーの死に立ち会ってしまう。彼女たちは殺されたのか? 事故なのか? 推理に消極的な元警部も協力してくれる中、彼女は謎を探り始めた。

禁酒法! ニューヨーク! ハリウッド!
えと、裏のあらすじでメインとされている第二の殺人が起こるまでが長かった……実際半分以上してからじゃないと起こらないし。
なんかな、Jazzyな雰囲気は感じなかった。垢抜けてないというか。件の紹介文のシメは「犬とメイドの本格推理!」となってますが犬はイタズラ好きの子犬だし、メイドは海外にお使いに出てきているためにご主人様がいない状態。それってメイド萌えの観点からは期待できないでしょう。
とりあえずキメ台詞は何度も使うなといいたい。何回言ったのよこのタイトルを。特に一番最初にケイトが引用したときには思わず「そりゃないよ」とツッコミました。

でもでも、ハリウッドや当時の映画界の雰囲気を味わうにはいいですね。どこまでが実在の人物でどこまでが創作された人物なのかわからない程度の知識しかありませんが。俳優の名前はやたら出てきたので知ってる名前もありましたよ。
それと映画界のに潜む狂気とか。「ジャズ・エイジ」よりも「アスピリン・エイジ」に重きを置きたかったのかな。
もう一つ、ケイトにはエドをイギリスに連れ戻して彼の娘と一緒に暮らせるよう説得する目的もあったりするのですが、けっこうあっさりとエドにばれてしまい、ありゃりゃと思うものの最後にはいいところに落ち着いて、この人間模様にさみしいけれど安心しました。悲しいエピソードだよ、娘を手放してしまうほどに。

いやしかし、この本で一番驚いたのはこの作者が、モリアーティー教授が探偵役の小説でウィングス大賞をとっていた、という事実でしょうか。そんなんあったんや。

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レジンキャストミルク2 藤原祐

レジンキャストミルク 2 (2) 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫) 

<レジンキャストミルク〈2〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3278-4 発行年月 : 2006.1

いい感じに盛り上がってきております。機械が感情を持って……なんて王道ですけど味付けが真っ黒です! ときどきほのぼのが落ちてますよ、みたいな。それだけにほのぼのが超貴重でインパクト充分ですよー。壊れたものが、壊すはずのものが、壊したくない非日常を守ろうとしているって構図が好みすぎるんだよ! 特に前回名前だけ出てた殊子のスタンスがな。めちゃわかっちゃうよ。……自分でもどうかと思うが。
日常にどんどん食い込んでいく敵、ああ、続きが気になるっ。
敵は父であって父ではないのか。ううん、虚軸は昔からあったけど実軸と結びつけたのが樹さんってことか? まぁそんな能力っぽいしな、敵。

しかし、ほかに共生型は出てこないのかな。現在出てきている共生型が「全一」のみである、という点でこれ以上インパクト持たせた新キャラ出すのは辛そうだしな。

デス委員長ステキすぎ。プログレとデスメタルの違いはよくわかりませんが! 一応キンクリさんはわかるはず。(本当に元軽音部か) オジー・オズボーンなんか漫才師? とか思ったりとか。(それはオジンオズボーン)
ええい、2300年代の癖に旧スクか!
そして硝子が小柄ってのが今更ながらイメージが沸かない。ちっちゃい子がロングヘアってなかなか難しいはずだと思うんだが。

えと、下に水着着てそうだと思ったりとか「いーのいーの」が「いーいーの」に見えたりなんかしてません! 

まだまだメガネ男子に期待してます! 女の子もいいんだけどな。いや、だってせっかくブレザーなんだし! 

メモ:うたかたの日々(ボリス・ヴィアン) クロエ コラン
死霊 (埴谷雄高) 

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灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI 石田衣良

灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 作:石田衣良 (文藝春秋)

灰色のピーターパン ISBN : 4-16-325030-1 発行年月 : 2006.6

池袋のトラブルシューターのお話、第6弾。

いやー、よもやマコトの口から「ライトノベルがおもしろい」なんてセリフを聞くことになろうとは思ってませんでしたよ。その中にデュラも入ってる? (笑) こっちはしっかり朝基まさしさんのマコトのビジュアルイメージだったのにさー。ドラマ見たことないし有藤せなさんの読んだことないし。クニミツの政もサイコメトラーも読んだことないけどな!

で、今回は盗撮ビジネスをやってる小学生と、兄思いの妹と、元Gボーイズキングの真夜中のビジネスと、姉思いの妹の四本です。サブタイトルになっている小学生の話はあっけない感じもしたけど、この軽さが味だよねー。
やー、始まったときは確実に年上だったマコトがもう完全に年下に感じる。どうしよう。
兄思いの妹の話も、テーマは深いんだがあっさりしすぎているような。割り切り早くない? いい話だとは思うんですけど。夢が入りすぎてないかな、って。
いままではもっと使うコネにもバリエーションがあって、のたうちまわって事件を解決してたような印象があるんですよね。ひねりもあまりなかった気が。

今回のテーマは『灰色』ですな。マコト語でちょうどいい? 世の中のものってわりとなんでも灰色なんだと思いますが。
しかし一番の山場「池袋フェニックス計画」では国家権力的に回してますよ。微妙に違うか。うん、それなりに読み応えはありました。

しっかし、なんでIWGPまでLOVEなんだ。みんなで私をへこましたいのか。(本を選んで読んでるのは自分です) まぁ、しあわせになってくれ。

他刊の感想
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シフトII―世界はクリアを待っている― うえお久光

シフト〈2〉世界はクリアを待っている 作:うえお久光 (メディアワークス)

シフト〈2〉世界はクリアを待っている シフト〈2〉世界はクリアを待っている (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3495-7 発行年月 : 2006.6

表紙がよく見ると気持ち悪い……リアル半トカゲ人。前巻はかわいかったのに!
なんてことはどうでもよくて、夢の世界で古参のトカゲ「ラケル」、現実の世界で高校生をやってる赤松祐樹の物語。倒されるべき魔王の物語。

ダイス6成敗のあたりではなんかやばい展開じゃないのかと思っていたけど、作者らしい展開になっていって安心した。
だってメガネ巨乳委員長が一人暮らしの部屋にお泊まりにくるんですよ! これがうえお以外の何者か! 主人公がやたらに試練に立ち向かうところとか、熱いんですよ。のたうちまわる主人公に応援したくなる。現実世界でも夢世界でも。このリンクの仕方が面白いな。
現実世界での親との関係とか。かつての弟子との邂逅とか。
現実世界のセラの視点も増えて、祐樹の保護者も登場して、鷹生と水泳対決とかしてみたり。

「悪に逃げる」というフレーズが印象深かった。ラケルは望んで魔王になったわけではないけれど、過去の因果は勇者を行動させていて、そこに立ち向かう姿がかっこいいですな。

しかしペルソナ見破れるのはラケルの能力だろうなとか思ってたけど全然触れられなかったな。そのかわり現実世界で(ゲッフゲッフ)

いよいよ、駒は揃った。
物語が、始まります。

他刊の感想
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9S<ナインエス>VII 葉山透

9S(ナインエス)〈7〉 作:葉山透 イラスト:山本ヤマト (電撃文庫)

9S(ナインエス)〈7〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3390-X 発行年月 : 2006.4

ADEM編終わらなかった! ああ、よくあることですね。最悪の事態は避けたものの窮地はまだ続く。そのぶん熱いし、結構厚いけどスピード感がよいです。脱出のあたりとか「いやあそりゃすげー」と思ったことは確かですが。いいんだよっ、そんぐらいしてもらわないと派手さが足りねぇ。LAFIは便利だ。ドッグファイト万歳。
闘真は頑張るし優しいし、由宇も弱りながらもがんばるし大好きだし。

しかし本当のみどころはネオADEMっ! (うーん、どうだろこのネーミング)
八代もいつものペースなのに大活躍してくれるところが! いいねぇいいねぇまさかそう来るとは思わなかったけどねぇ。勝ち方もらしいさ。そして詰めが甘いところまで、それでこそ八代。萩原はちょっとしか出てこなかったけど……まあいいや。
あきらVSサタンとか、小夜子VSなんたらとか、麻耶VSなんたらとか。最強じゃない人たちの戦いがやっぱり熱いのよね。

え、じゃあ怜の名字は確定か。たぶん妹だよね。
いろいろ秘密が見えてきそうですが。

最後に半月過ぎたのは意外。黒川の正義も見えたことですし、由宇の反撃が始まることでしょう。あとがきの「ADEM編が終わっていたとしても、きっともっと、すごいところで『以下次号』ですよ?」との言葉は真理だ。11月の8巻もきっとクライマックス。

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天空のアルカミレス 三上延

天空のアルカミレス 作:三上延 イラスト:純珪一 (電撃文庫)

天空のアルカミレス (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3397-7 発行年月 : 2006.4

「テリオン」という人間の敵が日常生活を脅かし、「安全地域」に移住する人が増えた日本。8歳のとき、記憶をなくして礼奈と山奥で遭難しかけていたところを助けてくれた老人の養子になり礼菜と一つ屋根の下暮らす拓也は、真夜中にあの山奥でナイフを振るう少女に出会う。

「おおここはなんかダーク・バイオレッツっぽい」「ここにはシャドウテイカーの香りが」「うーん、山姫ニュアンス」なんてところもあったんだけど、最終的には「やっとだよ! やっと戦闘能力持った主人公が!」と思いました。表紙の真ん中にいるのは紛れもなくヒーローだ。変身できます。その方法が痛いです。燃えます。敵超強いです。幼馴染みも完備です。え、一つ屋根の下に住んでたら認定できませんか? 今回も準ヒロインは追い詰められそうですが。正ヒロインなんて次の巻に出てくるかどうか心配になりますが。男幼馴染みもなぁ。それなりに権力は使えるんだろうか。

とりあえずいつも通り「ホラー」じゃないと思う。暗い設定ではあるけれど。それと造語当て字多! 三上さんもWord遣いなんだろうか。(ルビは一番打ちやすいって誰かが言ってましたよ)

しかし、純さんの作るタイトルロゴは古きよき時代って感じがします。ま、王道だしね。断章Iと違って受け入れられるのはなんでだろう。自分の評価の分かれ目がようわからん。

で、私ドジっ子の証たるアザは頻繁にいたるところに知らないうちに作ってしまっているのですが、アゴにできてたのはさすがに初めてです。しかも角度の違う2ヶ所。なんじゃ、どんな打ちかたしたんだよ! と思ってたんですが、わかりました。本を読むときにあごをつまむ癖があるのです。それがアルカミレスによってパワーが通常の数倍になっていたようです。というわけで、燃えますよ。むしろ燃えすぎです私。落ち着け。

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フルーツバスケット21 高屋奈月

フルーツバスケット 21 (21) 作:高屋奈月 (花とゆめコミックス)

フルーツバスケット 21 ISBN : 4-592-18401-7 発行年月 : 2006.9

あー久々にやっちゃったよ、公共交通機関で落涙。うん、自分はさっぱり成長していませんがいいよな、高屋奈月。再読でもかなり来た。
だいぶ衝撃の展開ですがLOVEです。ラブなんだよー!
そうなんだよ、ヒーローになんかなれないけど魔法が使えちゃうのが恋なんだよね。それでいいんだよ、それだけでいいんだよ。
慊人もちょっと救われそうな
拳の友情もあるし。一巻のときこんな展開になろうとはさっぱり思わなかったけどな。お得。あーもー熱いよ!
いや、夾なら頑張れば進入できそうだが……防犯システムに引っ掛かっても困るけど。

そして春が癒しだー。そうか全部か。ナゲットもつけていいよ。作家仲間と飲む金があるんだから! なんでこのコこんなにツボなんだろう。うん、はなちゃんとうおちゃんのキレっぷりも友情なのね。物的証拠。

そうなんだ、紅野さんとぐれさんって年並ぶんだ……。そりゃ飲まれそうだよ、負けそうだよ紅野さん。が、がんばれ!

モゲ太と同じ表情……肥料……このカップルめんこい。めんこすぎる! 生徒会は結構この世の中心に近いと思うんだが。
ラッシュが透の人望を表してるよね。予告だけでもすごいせつなげなんですが。瞬間楽しみにしてますよ。

つかね、花ゆめ本誌さん、表紙にネタバレのストーリー紹介しないでください。付録組んでるときに見ちまったよ……不可抗力だ。そうか、最終章か。そこまで続くのか。何巻までになるんだろうねぇ。

他刊の感想
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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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