カテゴリー ‘ 電撃文庫

シフト ―世界はクリアを待っている― うえお久光

シフト ―世界はクリアを待っている― 作:うえお久光 (メディアワークス)

シフト ―世界はクリアを待っている― シフト〈1〉世界はクリアを待っている (電撃文庫)

なんかでかいですよこの本。こんなでかいハードカバー見たことない。装丁も凝ってる感じですよ。しかし中身は……やっぱりキスなのかー! ハーレムなのかー! 誰もが傷ついていてムカつくヤツもいて読むのにちょっとパワーが必要(私の場合は)で青臭くてせつなくて、シェヘラザードとか出てきて、もうどっから見てもうえお久光ですね。でもある意味電撃文庫よりこっちの方がのびのびやれてるような気がします。
夢の世界でRPGをやるこの小説、その世界で死んだら二度と夢を見ないという設定で高校生のみが楽しみながら、右往左往しながら、外の世界と同じようにもう一つの世界を生きている。RPGってちゃんとやってみたいよなー。その味を知らない私は多分、この世界観を完全には理解できていなくてかなり損をしているのではないか。

あとがきに頷きまくり。私が最初に敗北したのはアル戦でしたかな。その次に十二国記。そして私は常々私が見る夢を小説にできたらいいなと思っているわけで、それはみごとにシフトにやられたかなぁと。(いや、内容とかをまとめて小説にしたいわけであって少々違いますが) そんな経過を辿って今があるわけですが、自分にリベンジできる予感は全然ない。うぎゃ。

ええと、終わってナイデスヨねコレ。マジで世界は「待っている」だけかよ、と。ロックとか都への伏線なんですよね? シェヘラザとかちゃんと帰って来れますよね。続き読みたいですよ、悪魔のミカタもだけども。親切で人の目を気にしていて優しくて異形の主人公ラケルの活躍を、もっと見たい。

他刊の感想
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ルナティック・ムーンII 藤原祐

ルナティック・ムーン〈2〉 作:藤原祐 イラスト:椋本夏夜 (電撃文庫)

ルナティック・ムーン〈2〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-2546-X 発行年月 : 2003.12

しゅ、主人公にとことん容赦がねぇー! そりゃもうばたばたと周りが。これじゃ「稀存種」である自分に嫌気がさすかもしれませんねぇ。というわけで鬱。
いやでも誰に聞いても「……読みにくい」という答えしか返ってこなかった第2巻、わりとさっくり読めてしまったのですが。その後盛り返すとの情報があったればこそ? 言葉遊びは誰かさんに鍛えられたしな! 一巻よりだいぶ増えたような気がしますよ、類似表現の反復。

一巻のラストでシオンに光を見つけたように見えたルナですが、二巻では二人はすれ違いっぱなしですねぇ。シオンは戦いの場所を現在失っていて過去乗り越えた傷に再び苦しみ、ルナはウェポンとして後方支援もままならない現状に苦しみ(この人は過去にも苦しんでるか?)、新登場人物は死んだり生き残ったり。姐さんも母代わりもダメかと思ったけど、ヒロイン側にはそこまで試練はないようです。(過去も戦士としての現実も結構な試練ではあるが)というか重要人物がヒロイン側に集中してるってことですか。
思わせぶりなセリフも黒幕の存在も明らかになって、この広げられた風呂敷がどう畳まれるのか、期待に膨らむような巻ですかね。

それでもなんだかラストはやっぱり希望を持てるような気がするのですけど。

そしてこれは一巻のときからの疑問なんだけど、ゆりかごって帰りも使えるの? それともてくてく歩いて帰るの? 後者のような気がするが、けが人も相当出るし大変ですよね。

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ポストガール3 増子二郎

ポストガール〈3〉 作:増子二郎 イラスト:GASHIN (電撃文庫)

ポストガール 3

裏表紙がめちゃかわいい! いや、口絵も問答無用で大好きだけど。前巻の登場人物が総登場する1ページがもうステキすぎる。イラストに騙されることはいいことだ。(騙される?)
内容はといえば、ロボットのバグに対する葛藤成分なんかよりは戦争後の世界観が良く出ている話が多かったかと。でも葛藤は終わって足りないものである「家族」に目線がずれてきたんでしょうかね。似たような存在はいるけれど。そんなこんなでグラムとシャンベルもヒューチャー。くすりと笑えて胸にジンと来る短編集第三弾。

エンジェル
うう、ジブのダメ彼氏に対するジブの批判が自分に痛いよ……作家志望の方だそうで。夢は見るものじゃない、叶えるものだorz
寄り道してきたステキなキス魔の天使さん。お母さんもお父さんもそれだけ愛されていれば幸せですね。

スケアクロウ
シルキーを一目でメルクリウスだと指摘した拝み屋さん。気配がないんですって。
本物かどうかわからないような拝みやさんだけど、確かに霊験はありそうなんだよね。その過去も相まって。地雷を見つけるスケアクロウ。その力を身につけたのは戦争があったから。
バグの語源ってホントに電算機に入り込んだ虫だからね。その解釈もしっくりきそう。

ギャングエイジ
シルキーに恋敵出現? でも当の男の子には恋愛感情がまったく理解できてなくて……(誤解を生む表現はやめなさい)
なんでグラムは少年の姿をしているのだろう。だからこそお嬢様の話ができたわけですが、寄り道とかしちゃうしシャンベルのような青年型のほうが配達される側も安心できるんじゃないでしょうかね……とかいいつつシャンベルのほうがメルクリウスとして脱落してるから。

シリウス
往年のTVシリーズの講演を行う旅一座にヒーローへの手紙を届けるシルキー。敵役の将軍に「部下」として大佐の地位を与えられ、講演のお手伝いをする。
星座や普段の夜でもひっきりなしに見える流星が、この世界の人には編隊を組んだ敵機に見えるという。
一人一人の力が合わさって、一つのものを克服する。世界中のみんなが一緒に星空を見上げられるようになればいいね。

ブラザーズ、シスターズ
シャンベルから来た初めての手紙は欲しいものを書き並べただけのリストだった。
キューザックさんとシルキーとグラムと学用品をたくさん積んだトラックは、シャンベルの村へと向かう。
唐突に終わってビックリした! 自分の知らない好きな相手を知っている第三者は誰でも気になるものですな。家族というかけがえのない存在を、なくさないように。きょうだい4人、うまくいくといいね。

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ダブルブリッド 中村恵里加

ダブルブリッド 作:中村恵里加 イラスト:藤倉和音 (電撃文庫)

ダブルブリッド (電撃文庫)

春に完結するかもしれないという情報を聞きつけて読んでみましたよ。間に合うかな。その前に出るのかな。(5月って春ですか?) 3年ぐらい前までは結構注目策だった覚えがあるんですけど。(それから新刊出てないからね) ソウルアンダーテイカーも出てからだいぶたつしねぇ。

怪(あやかし)という正常のDNAとは構造が違うすっごく強い生物がいる世界で、人型の怪の中には警察官として勤務しているものもいた。人と、人でないものとの軋轢と友情の物語。

あああー、なんかなんとなく読んでしまった。前半のページをぱらっと見ただけで自分が何にも読み取れてなかったことに気がつきました。しまった。なんとなく読んだ結果は普通だった。ありがち、という枠のから自分の中では外れない。
それでも堅物警察官が感化されていく様子は上手いと感じたし、「ダブルブリッド」の経験と悲しみはせつなかったし、けっしておもしろくないわけではない。全部読もうと思う。

で、誰ですかこのグローい小説をコミカライズしようとして実行してしまった人は。手首切断の断面から血液飛ばして目くらましとかどうマンガにしたんですか。手首置いてある風呂場とか怖いんですけどー! でもホラーというのはちょっと違うんだと思う。ただスプラッタなだけだから。今後はどうだか知りませんけどっ!

ともあれ完結してほしいねぇ。ひとまず。

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ウィザーズ・ブレインV 賢人の庭<上> 三枝零一

ウィザーズ・ブレイン (5〔上〕) 作:三枝零一 イラスト:純珪一(電撃文庫)

ウィザーズ・ブレイン〈5〉賢人の庭〈上〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3043-9 発行年月 : 2005.5

新章。新しい登場人物の一人は便利屋魔法士のサクラ。黒い衣装でマザーシステムが嫌いでどの魔法も使えて無敵で、錬に似ているんだけど孤独な少女。
もう一人はロシア訛りの英語が関西弁なファクトリー生まれのロシアシティ所属、昔はひねくれてたけど今は児童施設にプレゼントを持っていったりする幻影遣いの兄ちゃん、イル。
そんな二人にそれぞれ以前の登場人物が絡み合って、また戦闘に戦闘、ややこしい話に仕上がってます。

このシリーズはイメージで読み進める癖があるのでちゃんと読み取れてるかちょっと不安。(なんじゃそりゃ) 今のとこ読み落としたことはないような気がします。

前刊同様敵と味方が両陣営に入り乱れてもうなんつーか、今度こそ無傷には終われないよね。ヘイズいないし。いやでも祐一いるからどうにかなりませんか。(ムリかも) 兄弟の振興は深め合ってもらってぜんぜんかまわないのだけれども、ディーはどう行動するだろ、あのままセラとディーが互いを思いあったまま傷つきあったまま、別れてはほしくないなあ。イルの過去はやっぱり過酷なんだけど、今のテキトーな性格が好き。
セラは賢人会議の正体を知ってしまうだろうし、切ないわね。

そんな中でほっとするのが真昼兄とサクラの素直じゃない会話でしょうか。特に真昼兄のテクニックが光っててカッコよかった。
折り込みカラーの表と裏、どっちも手を取り合っては……もらえないよね。イルが脱走したりしない限りは。続きが気になります。

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空ノ鐘の響く惑星で10 渡瀬草一郎

空ノ鐘の響く惑星で〈10〉 作:渡瀬草一郎 イラスト:岩崎美奈子 (電撃文庫)

空ノ鐘の響く惑星で〈10〉 (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3348-9 発行年月 : 2006.3

タートムとの休戦調停を結ぶため、ウルクらと共にジラーハに赴いたフェリオ一行。しかしラトロアでは次の策が進行していた……な10巻。

熱いなあ。いろんなカップルが。カシナートがあんなにデレデレだったって誰が想像したよ! その中でひときわ影が薄いのがリセリナってどういうことだ。イリスだってちゃんとツンデレしてたのに。ウルク姉なんてすげえ策士だったのに。マディーンはギャグになりそうな親ばかだったのに。ブラドーだって描写は少ないけどほのぼのしてたのに。リセリナの扱い、一巻からは考えられなくない? 今後大規模な戦闘にはなりそうにないしなぁ。きっとこのあとじっくりヒロインの描写があるんだよ……。頑張れリセリナ。
ウルクは嫌いではないのだけど。「神姫の妹」としての責任を思い出す前にフェリオと結ばれたとしても、アルセイフでその責任を放棄したと気付いてしまったら自分を責めるばかりになりそうですし。フェリオと誰がくっつくのかいまだに見当がつきません。ただし圧倒的にウルク有利。その後の夢はどうなるでしょうか?

それに初登場の盲目の少女ユーディエとかその少女に影響を受けそうなカトルとか、餌をちらつかされたバニッシュとかえー裏切ったの? なリーブルマン先生とか恋敵ビュセル司祭とか、ショタっこシュナイクとかも見逃せませんね! 私としてはエリオットの再登場を切望したいところではありますが、フェリオ様にジラーハからラトロアにまで行ってしまわれると距離が開くばかりです。あ、それと踊子の格好をしているのにコスプレにしか見えないアンジェリカとか。

そしてパンプキンがまた明言を。「またあるものは今夜の惣菜と呼ぶ」……そうか、食べられるのかあれ。馬車から手振るし。
その分(?)ライナスティの出番が少なかったなぁ。ラトロアにもついてくるんだよね? こんどこそ活躍を! 

どうなるのか気になるけどまだまだ終わってほしくない。複雑な気分。それぞれの道をしっかり見届けますよ。

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リリアとトレイズIII イクストーヴァの一番長い日<上> 時雨沢恵一

リリアとトレイズ (3) 作:時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白(電撃文庫)

リリアとトレイズ 3

はいはい、今回はトレイズがリリアを大晦日、イクスに招待して自分の身の上を打ち明けようとしますが事件が起きてしまい、な感じの第三巻。

トレイズさん2D口絵でやっぱりエプロン姿。何回見ても似合ってる……!裏表紙の雪だるまリリアもめちゃくちゃかわいいんだけどねー!ベネさんが渋いオヤジになっててトラヴァス少佐とは違う魅力でドキドキですよ。
そして、目次で「騎士の背中」を目次に見つけて小躍り。やっほー! まずこっちから読んだよ! キャラクターが大好きだからだと思うけどちょっと涙出そうになったよ! アリソンIIIに出てきたもんなぁ列車砲。太っちょの騎士さんも、身近にいた騎士さんもカッコいい。信じるものがある人は強い。……しかし「未来の家」ってホントに何の裏もないのかな。

こんだけ好きなはずなのになぜかベゼル語とロクシェ語がどっちがどっちなのかわからなくなる……それとか敵は8人ってどうやって伝わったんだか必死に探したけどわかんなかった。どこ?
本文でも「ヘタレ」といわれてしまうトレイズさんに萌え。まあメリエルにだけど。でも〆るところはビシッと〆るトレイズさんに悶え。冷静なリリアをちょっと見直したぞ。(以前から冷静だったと思うが) なんだか1・2ではあまり好きじゃなかったんだよなーリリア。

絶妙のラストっつーか引き。あーなんで4月に出ないのかなぁ。同じ電撃で過去には同じ月に出た上下巻もあるというのに。そんなところで切るかなー! 事件が起こっただけでリリアもトレイズもトラヴァス少佐の活躍も、お姉さまの正体も二ヵ月後までお預け。アリソンもコレだけじゃ下がらないだろうし。アックスが正体現すのは来年かな? しかしどう考えても臣下にあった時点で「殿下!」って言われてトレイズの秘密はばれるよなー、みたいな。リリアに納得してもらえるといいなぁ。

そして著者紹介の引きにもドキドキだよ。あー見られてたとしたら怖いなぁ。でも大好きオーラだけでも伝わってるといいな。

他刊の感想
アリソン 1 2 3上 3下
リリアとトレイズ 1 2

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悪魔のミカタ13 It/MLN うえお久光

悪魔のミカタ (13) 作:うえお久光 イラスト:藤田香(電撃文庫)

悪魔のミカタ〈13〉It/MLN (電撃文庫 0954) ISBN : 4-8402-2704-7 発行年月 : 2004.7

えー! フラグ一個増えただけ?!
なんていってしまったけど別に嫌なわけではないよっ! でも口をついたのはのは儚くなられた方々に衝撃を受けたからか。このシリーズってそんな展開もアリだっけ? (一巻の半ばでヒロイン且つ探偵役が儚くなられていますが何か) その散り様がまた、鮮烈にこの世に痕を残していて、切なくて仕方がありません。深い意味のある副題、突き刺さるものがある。孤独って永遠のテーマ。

なんだか百合っぽいカップルが二組もあるのも嫌なわけじゃないよっ!
ストラグルの説明が副題を冠してる巻にないのもなんだかなぁ。とても過去ログを修正したいのですが。この3巻で私的サクラ株急上昇ですよ。頼りがいがあるですよ。だてにネコミミつけてないよ。実は変身ヒーロー? 当主に山中サバイバル教え込む舞原家ってすげー。

アクションは海藤さん担当で。葛藤は昇担当で。
そうそう、ザ・ワン編になってからさっぱり出番がなかった主人公のコウですが、きっちり〆てくれましたよ。やっぱりこうじゃないとね。
しかしさんざん期待をかけた奈々那の出番はなしだった。ちっ。キャンプしてたんだろうか?

なんでこんなラストでなんで一年以上続きが出てないんでしょうね? あまつ新シリーズなんか出ているんでしょうね? ふろしきが広がったようなラストが見えたような。続き出るよね? 始まったと思ったらまだIt編だったなんてこともありそうでこわいわよ、著者紹介見たら。いや、なんでもいいから悪魔のミカタ読みたいー。

他刊の感想
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9S<ないんえす?>SS 葉山透

9S(ないんえす?)SS 作:葉山透 イラスト:山本ヤマト (電撃文庫)

9S(ないんえす?)SS (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3274-1 発行年月 : 2006.1

9Sのコメディ風味短編集。「そんないいところで終わってて続きじゃなくて短編集?!」と思ったけどこれはこれで。そうね、タイタニックネタを読んでたんで雰囲気はわかってたけどやっぱり面白い。由宇の出てくる話は全てが本編の合間になされてるのがすげえ。シリアスだったのに……あんなにシリアスだったのに! 省略された行間がこんなことになってたなんて! それと2Dキャラがめちゃくちゃかわいい! 怜だけ「……コイツ誰?」と思ったのは内緒だ。

峰島由宇、ただいま花嫁修業中!
NCT研究所の地下にて繰り広げられる惨劇。被害者はイラスト初登場のアノ方! そして本編のイラストに出てきたあのアイテムの誕生秘話。得意なことがあることはいいことだ。つか、苦手なのは料理だけ?

峰島由宇、ただいま乙女の修行中!
横田家潜入時の一コマ。風間の一人称が意外にいい。
表紙の衣装の誕生秘話とか。でも、やっぱり材料が変貌する様子が想像できません。天才のやることはやはりすごいですね。
え、衛星使ったらばれないんですかね由宇さんよう。

男の生き方、プライスレス
八代が萩原をスカウトした時のお話。待ってました。立ち読みしに電車に揺られようかと何度思ったことか。(萩原好き)
しかし、SAT出身か。高校に生徒として潜入できたのに。どこまで童顔やねん。
八代と萩原はキャラかぶってるけど、なんかしらんが八代にはときめかないなぁ。なんでだろ。だまされちゃう純粋さとか、ツッコミテクとかですかね。あー童顔も。

Lady Steady Go?!
……「READY STEADY CAN’T HOLD ME BACK」? いやいやいや。
これぞ9S! バトルバトル。女の戦いだけど。第二ラウンドだけど。
本編使用予定の設定も出てきてるほど本格的ですよ。
絶対本編の伏線になってますよっ。

由宇と麻耶、二人で花嫁修業中!
「希望」での一コマ。
二人で修業してもやっぱ惨劇。しかし怜の実力のおかげで被害者は出なかった。しかしねぇ、あの行間にそんな事故があったとは。

登場人物紹介やたっぷり読めた(当社比11倍)あとがきも裏話満載で嬉しいですね。謝辞に出てきた作家さんはみんなネットの中にいそうだと思いました。
サイドストーリーもっと読みたいです。シリアスなヤツもぜひ!

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ブギーポップ・バウンディング ロスト・メビウス 上遠野浩平

ロスト・メビウス―ブギーポップ・バウンディング 作:上遠野浩平 イラスト:緒方剛志(電撃文庫) 

ロスト・メビウス―ブギーポップ・バウンディング (電撃文庫) ISBN : 4-8402-3018-8 発行年月 : 2005.4

やっと読んだよ! そして思いの外面白かったよ! (思いの外なんかい)バトってないからかしら。そしてブギー読んでてこれほどまでに「やっぱコレ先にナイトウォッチ読まなきゃダメだよ!」と思ったことはない。クロスオーバー激しいです。今回ほど「ブギーってホント終わらせるしか出番がないよね」とも思ったことはない。(便利だよなぁ) 

今回は織機綺が偶然囚われたメビウスからの脱出劇。なぜに表紙は彼女じゃないんですか? こう、カラッポな自覚のある織機っつーのは自分的には共感したくはなるがしてはいけないっつーか一部は被ってるんだろうけど自分はあんなに綺麗じゃないなあと思う。迷ってるし。対比として蒼衣がいるわけだけどこっちのほうも危うく見えるのはやっぱり共感できるからか。迷いまくりの男の子。

ブリックはその風貌とかなんとなくビートっぽいじゃんと思ったら、そういやSIDE4より先にこっちでてるんじゃん。正体は全然違ったけれども。そうそう、新しい登場人物もこれまでの話にからむ人ばかりで、桔梗之衛門のわりに横文字あやつってますなぁ……当時から? カメラマンって言うから間宮と混同したじゃないか。もう一人のあの人のお姉さんも迷走しそう。

で、霧間誠一の代わりにポエムを提供していた「みなもと雫」って誰だよと思ったらペイパーカットに出てくるみたいだ。ぎゃあ。そっちは未読だよー! あーやっぱり私は一部完璧主義者的なところがあるので極めたくなるね。しかし、しずるさんとペイパーカットは繋がってたみたいだからやっぱり全部繋がってるんだ。ふーん。

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ライトノベルを中心に、ぐだぐだとバカなコメントを書きます。やってるときは燃え多め。

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